社員紹介

機械加⼯⾃体は⼯業⾼校で学んでいたので、ものを削るという点では⽬新しさはありませんでしたが、⼯場⾒学に訪れた際に授業で⾒たこともないスケールの⼤きな機械にとにかく圧倒されました。また、会社HPやパンフレットに掲載されていることで疑問に思ったことにもしっかり答えていただき、興味を持ちました。

弊社にあるNC旋盤の中でも最⻑の14mを加⼯できる機械を担当しています。⼿に持てる⼯具以外のすべてのものをクレーンで運ぶので安全第⼀は当然のこと。削る前によく図⾯を理解し、機械を動かすプログラムを作成したり、狙った通りに機械が動くかどうかなどのテスト作業を⾏っています。

形状にもよりますが、これほどの⻑尺になると削る量がとても多く、加⼯に必要な時間も⻑くなるので、いかに効率よく削り、かつ時間を短縮できるかが勝負です。削る前の段取りが⾮常に重要になります。

納⼊先の会社⾒学に⾏った際、⾃分が⼿掛けた製品が装置の中に組み込まれていて、実際に動いているのを⾒た時です。⾃社の加⼯場以外で製品を⾒ることは初めてだったのですが、⾃分も⽣産に関わっているんだという実感が湧きました。

また、⾃分が加⼯した製品の使われ⽅を知ったことで、いい意味で⼿をかけるべきところと、そうでないところの判断材料になりましたし、効率よく加⼯を進めるという点でも⼤きな収穫になったと感じています。

加⼯作業中は社員みんなが仕事や機械と向き合っているのでそれほど会話は多くありませんが、メリハリのある職場だと思います。

⾃⾝の加⼯者としてのスキルアップはもちろん、サブリーダーとして他の加⼯者にも気を配る⽴場になったので、より活気のある社内にするために「褒める」声掛けを積極的にしていきたいです。